AIを活用したサービスやアプリを作るときに欠かせないのが「OpenAIのAPIキー」です。
ChatGPTをはじめとするOpenAIの機能を外部から使うには、このキーを発行して設定する必要があります。
しかし、初めての方にとって「どこで発行できるのか?」「どうやって使えばいいのか?」は少し分かりにくい部分もあるでしょう。
本記事では、OpenAIのAPIキーの取得方法を初心者向けにわかりやすく解説します。これからChatGPT APIやAI開発を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
OpenAIキーとは?
OpenAIキー(APIキー)とは、OpenAIが提供するサービスを利用するための「認証用パスワード」のようなものです。
このキーを持っていることで、ChatGPTをはじめとしたAI機能をプログラムや外部ツールから呼び出すことができます。
たとえば、次のような場面で必要になります。
- 自作アプリからChatGPTに質問を送る
- WordPressやスプレッドシートと連携してAIを動かす
- カスタムGPTを外部サービスと接続する
つまり「OpenAIキーを持っている=AIを自由に活用できる権利を持つ」ことになります。
逆に、キーがなければAPIを利用することはできません。
なお、APIキーは自分専用の認証情報なので、他人と共有したり公開リポジトリ(GitHubなど)に載せたりすると、不正利用や予期しない課金につながる可能性があります。取得したら必ず安全に管理することが大切です。
APIキー取得の流れ
OpenAIアカウントを作成する
公式の OpenAI、または OpenAIプラットフォーム に直接アクセスし、【Sign up】から無料アカウントを作成します。
メールアドレスやGoogleアカウント、Microsoftアカウントなどを使って簡単に登録できます。
初めて利用する方はここで本人確認や電話番号認証を求められる場合がありますが、数分で終わる作業なので安心してください。
キーを発行する
アカウントができたら、 OpenAIプラットフォーム にログインします。

右上の⚙歯車アイコンを選択。
「API Keys」というメニューがあり、そこから新しいキーを発行できます。

- 「新しい秘密鍵を作成する」をクリック
OpenAIプラットフォームの管理画面にあるボタンを押すと、秘密鍵作成用のウィンドウが表示されます。 - 名前を入力する
任意の名前を入力します。たとえば「私のテストキー」など、自分が後で分かりやすい名前を付けると便利です。 - プロジェクトを選択する
プルダウンメニューから、APIキーを紐づけたいプロジェクトを選びます。

- 「秘密鍵を作成する」をクリック
画面下部のボタンをクリックすると、APIキーが生成されます。 - キーを必ず保存する
発行されたキーはその場でしか表示されません。コピーして、安全な場所(パスワード管理ツールやメモアプリなど)に保存しておきましょう。
新しいキーを発行したい時は、再度同じ手順で発行します。
安全に保存することの重要性
発行されたキーは一度しか表示されません。その場でコピーして、メモアプリやパスワード管理ツールなどに必ず保存しておきましょう。
もしキーを紛失した場合は再発行が必要になりますし、公開された場合は他人に不正利用されてしまうリスクもあります。
「キーは自分の財布の中身と同じくらい大事に扱う」くらいの意識を持つと安心です。
利用シーンの例
ChatGPT APIをプログラムから利用する
もっとも基本的な使い方は、自分で書いたプログラムからChatGPT APIを呼び出す方法です。
たとえば、PythonやJavaScriptのコードにAPIキーを設定することで、テキストを入力すればAIが回答を返してくれる仕組みを作れます。
チャットボット、文章要約ツール、自動記事生成など、アイデア次第で幅広く活用可能です。
カスタムGPTや外部ツールと連携する
最近では、OpenAIの管理画面から「カスタムGPT」を作成できるようになりました。
自分の知識データや指示を組み込んだGPTを作り、そのAPIキーを使えば、外部サービスやアプリと連携できます。
たとえば、Slackやスプレッドシートに接続して業務を自動化したり、WordPressのブログ記事作成を補助したりすることも可能です。
注意点
公開リポジトリに載せない
発行したAPIキーは、自分専用の認証情報です。GitHubなどの公開リポジトリに載せてしまうと、第三者に不正利用され、高額な課金につながる恐れがあります。必ず環境変数や設定ファイルで安全に管理し、公開の場に置かないよう注意しましょう。
無料枠や料金プラン
OpenAIのAPIには無料利用枠がありますが、永続的に無料というわけではありません。アカウント作成直後にクレジットが付与される場合がありますが、それを使い切ると通常の従量課金に移行します。
料金はモデルや利用量によって変わるため、事前に公式の料金ページを確認しておくことをおすすめします。
API料金はこちらから。
GPT-5 系列はアーキテクチャの効率化により計算コストが下がり、料金が抑えられています。さらに「mini」「nano」など用途別の軽量モデルを用意し、キャッシュ利用も前提に設計されているため、繰り返しの利用では特に安価に使えます。これは市場拡大を意識した普及戦略でもあります。
まとめ
OpenAIのサービスを活用するためには、まずAPIキーを取得し、安全に管理することが欠かせません。アカウント作成からキーの発行までは数分で完了し、プログラムからの利用や外部ツールとの連携など幅広い活用が可能です。
一方で、公開リポジトリに載せないなどセキュリティ面の注意や、無料枠を超えると課金が発生する料金体系を理解しておくことも重要です。
APIキーを正しく扱えば、ChatGPTをはじめとするAIを自分のプロジェクトに安全かつ効果的に組み込めます。まずは小さな利用から始め、使い方に合わせて活用範囲を広げてみてください。

