tracert コマンドは、ネットワークの経路上にあるルーターを追跡して、パケットが目的地までどのように伝送されるかを表示するツールです。このコマンドは Windows 環境で使用され、Linux や macOS では traceroute という似たような機能のコマンドがあります。
構文
tracert [オプション] 目的地Bashパラメーター
| -d | ホストの IP アドレスのみを表示し、DNS 名を解決しません。 |
| -h 最大ホップ数 | ルート追跡で通過する最大ホップ数を指定します。 |
| -j ホスト_リスト | ソース ルーティングを使用してパケットが通過するホストのリストを指定します。 |
| -w タイムアウト | 各応答の待ち時間をミリ秒単位で指定します。 |
例
目的地として www.example.com のルートを追跡する例です。
C:\>tracert www.example.comBashこのコマンドは、パケットがローカルコンピューターから www.example.com までの経路上の各ホップ(ルーターやスイッチなど)に到達するまでの時間を表示します。出力結果には、各ホップの IP アドレスや、それぞれのホップへのパケット往復時間(RTT)がミリ秒単位で表示されます。
DNS 名を解決しない場合 (-d オプション)
C:\>tracert -d www.example.comBashDNS 名の解決をスキップして、IP アドレスのみを表示する場合に使用します。これにより、処理速度が向上することがあります。
最大ホップ数を指定する場合 (-h オプション)
C:\>tracert -h 5 www.example.comBashこのコマンドは、最初の 5 ホップまでの経路情報のみを表示します。

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