「フォルダ作成」をコマンドで行うメリットとは?
Windowsでは通常、右クリックから新しいフォルダを作成できますが、コマンドプロンプトで作成する方法を知っておくと以下のような場面で便利です。
- バッチ処理で自動フォルダ作成したいとき
- パス指定で階層的に一気にディレクトリを作成したいとき
- GUIが使えない環境(リモート・レスキュー操作)など
ここでは、初心者向けに mkdir コマンドの使い方・構文・使用例・注意点をわかりやすく解説します。
mkdirコマンドの基本構文
mkdir 絶対パス\ディレクトリ名
mkdir 相対パス\ディレクトリ名
mkdir ディレクトリ名Bashいずれも目的は「フォルダ(ディレクトリ)を作ること」ですが、指定するパスの種類によって作成場所が異なります。
パラメータの説明
| 指定方法 | 処理結果 |
|---|---|
| なし(何も指定せず) | エラー(作成場所不明) |
| 絶対パス | 例:D:\project\logs → Dドライブに作成 |
| 相対パス | 例:logs\debug → 今いる場所からの相対位置に作成 |
| ディレクトリ名のみ | カレントディレクトリ内に作成(最も基本的な使い方) |
使用例と解説
🔹 ① 作業ディレクトリを移動(準備)
C:\> cd /d D:\test
D:\test>Bash→ ドライブ移動 + ディレクトリ移動を同時に行います(/d が必要)。
🔹 ② mkdirコマンドでフォルダを作成
D:\test> mkdir D:\test\dir1
D:\test> mkdir dir1\dir1_dir
D:\test> mkdir dir2Bash- D:\test\dir1 → 絶対パスで新規作成
- dir1\dir1_dir → 相対パス(今いる場所に依存)
- dir2 → 今いるフォルダの直下に作成
補足:絶対パスと相対パスの違い
- 絶対パスは、ドライブ名から始まる完全な指定 → どこにいても正確に指定可能
- 相対パスは、現在位置を起点に指定 → 誤ると意図と違う場所に作成されることも
初心者のうちは絶対パスで操作する方が安全です。
エラーになってしまうときのチェックポイント
- 半角スペースを含むパスは
" "で囲む(例:mkdir “My Folder”) - アクセス権限がないフォルダには作成できない
- 既に存在するフォルダ名は再作成できない(エラー)
まとめ
- mkdir はコマンドプロンプトでフォルダを作る基本操作
- 絶対パス/相対パスの使い分けで作成場所をコントロールできる
- 自動化・スクリプト化の第一歩として覚えておくと便利
「右クリックに頼らない操作力」を身につけたい方は、ぜひこのコマンドから始めてみてください。


コメント