【アプリ公開③】Expo アカウント作成後のログインとビルド手順まとめ

Node.js / npm

React Native ベースでモバイルアプリを開発できる Expo は、1つのコードベースで Android / iOS / Web に対応できる強力なフレームワークです。
特に公式サービスである EAS (Expo Application Services) を利用すると、Mac や Xcode を持っていなくても iOS アプリをクラウド上でビルドでき、Android も同じ仕組みでストア提出用のファイルを生成できます。

ローカル環境では expo start や Expo Go アプリを使って簡単に動作確認ができますが、実際に Google Play や App Store に公開するためには、Expo アカウントを作成して EAS にログインし、クラウドビルドを実行する必要があります。

Expo アカウントの作成とログイン

まずは Expo アカウントを作成しましょう。
公式サイトから無料で登録できます。

👉 Expo 公式登録ページ
https://expo.dev/signup

ユーザー名・メールアドレス・パスワードを入力するだけで作成できます。


アカウントが作成できたら、プロジェクトのルートフォルダ(例:calc-app/)に移動したうえで、ターミナルから EAS にログインします。npx を使うので、グローバルインストールは不要です。

npx eas-cli login
Bash

👉 実行後、Expo アカウントの ユーザー名(またはメールアドレス)パスワード を入力してください。Logged inとなれば成功です。

プロジェクトフォルダ直下に package.json がある状態でコマンドを叩くと、EAS が正しく認識されます。

ログイン後、現在の状態を確認するには次を実行します。

npx eas-cli whoami
Bash

現在ログイン中のアカウント名が表示されれば成功です。

Android アプリのビルド

Android 向けの本番ビルド(AABファイル)を作成するには次を実行します。

新規プロジェクト作成

npx eas-cli build -p android --profile production
Bash
  • -p android … Android 向けビルド指定
  • –profile production … eas.json の production 設定を利用

「EAS プロジェクトを作成しますか?」という確認画面。ここで Y を押すと、Expo のアカウントに対して(例:calc-app) という名前のプロジェクトが自動作成されます

アプリの署名鍵をどうするか? を聞かれています。初回ビルドなら → Y(新しく生成)がおすすめ
→ Expo が自動で Keystore を作ってくれるので簡単。後で必要になったらダウンロード可能。

? Generate a new Android Keystore? » (Y/n)
Bash

サーバーエラーで失敗

クラウド側での Keystore 生成が 500(Internal Server Error)で落ちたケースです。

 Generating keystore in the cloud...      
Request failed: 500 (Internal Server Error)
    Error: build command failed.
Bash

もう一度下記のコマンド実行。プロジェクトを作成済みの為、もう一度キーの生成について聞かれます。Y を押します。

npx eas-cli build -p android --profile production
 Generate a new Android Keystore? ... yes
.
.
.
.
途中で下記の表示が出ると成功に近づいています。
 Generating keystore in the cloud...
 Created keystore
.
.
/ Build in progress...「クラウド上でビルドが進行中」 という表示です 👍
Bash

既存プロジェクトに上書き

EASの“上書き”はコードを消して置き換える行為ではありません。同じProject IDに対して“新しいビルド履歴を追加”することです。未リンクの状態でnpx eas-cli buildを実行するとY/nの確認が出ます。表示されたOwnerとProject IDが目的の既存プロジェクトと一致していればYで確定。違えば中断し、eas initで正しくリンクし直します。

D:\calc_application\calc>npx eas-cli build -p android --profile production
? Existing EAS project found for @xxx-xxx-xxx/calc (id = xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxx). Configure this project? » 
(Y/n)
Bash

AAB ファイルをダウンロード

ビルドが完了すると、ターミナルに ✔ Build finished と表示されます。

  • ✔ Build finished が出た → ビルド完了
  • このリンクをクリックすれば、ビルドされた AAB ファイルを取得可能です。
🤖 Android app:
https://expo.dev/artifacts/eas/nBTAf5uDBj6CYKoKsQK5po.aab
Bash

ビルドファイル(AAB)の入手が完了し、アプリ公開の準備が整いました。
このあとの Google Play Console 側の設定手順 については、次回の記事でご案内いたします。

まとめ

  1. npx eas-cli login でアカウントにログイン
  2. npx eas-cli whoami でログイン確認
  3. npx eas-cli build -p android –profile productionで Android 新規、またはID確認のうえ上書きビルド

これで Expo プロジェクトをクラウドビルドしてストア提出の準備が整います。

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